まだ例年にないほど梅雨入りが遅れてた
1年で一番昼が長い日。
そろそろ来週から傘マークが見られるようになったので
梅雨前の駆け込みツーリングしたいな~と思いつつも
そんなに天気が良いわけでもないので家でゴロゴロ。

ゴロゴロしながらも暇でしょうがないし
走ろうかどうしようか迷った結果
急遽ご近所さんとランチツーリングすることに。
こうさんが行きつけのバイクショップでOIL交換してるらしいので
それを冷やかしに行くとランチツーリングと言う流れになったんだけど
こうさんもモンキーのマフラーを交換してたのでお試しツーリングも
兼ねてのツーリングになりました。

こうさんを誘えばもれなく走りたがり屋のもちっこさんも
走りますが同じく御近所のとのじんは日曜大工の真っ最中らしく欠席。
ランチはわたしが無性に穴子天丼が食べたくなったので
波津方面を目指しますが途中にこんな畑がありました。

紫蘇!
畑の端っこ1列に植えられてる紫蘇は見るけど
こんなに広いのは初めて。

梅干しを漬けるシーズンだから?
因みにこれを見ながらこうさんが「これ紫蘇なん?」と
聞くのでもちっこさんと声を合わせて「エ~!見た事なかったとぉ~?」
な~んてゆるい会話をしながら少し進むとホテイアオイが満開。

こっちはもちっこさんが知らないらしく
「花を撮るなら近くまで行けば?」と冗談で言うと
「あ、これ沼やろう? 絶対ヌマやわ」と気づきやがった(笑)
しかしこのホテイアオイですが
全部カメラ目線だな。
ってことで寄り道したけど目的のランチ場所に到着。
色々あるメニューの誘惑に負けることなく
穴子天丼を注文。
ヒァ~~!
フワフワで衣サクサクがたまりません。
天丼を食べてるもちっこさんも
「ここの天丼ヒットやわゎ~、いつも前を通過してたのがもったいない」と
ご好評をいただきました。
で、ランチツーリングが目的のツーリングだったので
その目的が早くも終わってしまった(笑)
食べながらこの後どうする?って作戦会議をすると
もちっこさんが「わたし石を拾いたいねん」と意味不明な事を言い出す(笑)
どうも石に動物の絵をペイントをする体験をやったけど
不完全燃焼だったらしく
それをもう一度自分でやってみたくて素材の石を拾いたいんだって。
しかもその石を拾うのに大分県の国東半島まで拾いに行こうと
思ってたらしく「そんな石その辺にあるやろっ」って言ってご案内。
「わ~、ほんまや~、めっちゃ拾い放題やわ~」って
大変お喜びになられました。
それを冷やかし半分に手伝うおっさん2人。
とりあえず書きやすそうな石を探して
何を書くかと聞くと「カピバラ」らしい。
ウサギを飼ってたので「ウサギじゃないんかいっ!」と突っ込んだけど
石に書くなら丸い石でも書きやすいカピバラから始めるそうだ。
本日の収穫 ↓
「石」
それを持てるだけもってバイクに戻ります。
どうするのかと思ったら
シートバッグの中の三脚などをこうさんに積んでもらって
バックの中は石だらけに・・・
シュール過ぎる。
ツーリングで石積んで走る人初めて見た。

目的の石も拾ってその後の事はなにも考えて無かったけど
引き続き海沿いを走ってるとインスタのフォロワーさんが行ってた
年毛神社を発見したので寄ってみます。
何度もビーチコーミングやお散歩ツーリングで近くを通ってるのに
初めての場所です。

紫陽花は海沿いなのでもう終わりに近いと思ったけど
ここはまだ綺麗でした。

社務所があるので御朱印が貰えるかもと思ったけど
不在でしたがわたしは牛で遊びます。
足元には亀もいたよ。
海の横なのでウミガメかと思いきや
どう見ても陸ガメだな。
素朴な本殿で安全の祈願。
外観は素朴なんだけど
中を覗くと立派な絵が描かれてたよ。
中央には宗像沖ノ島を中心に行われる
みあれ祭の絵がドーンと奉納されていました。
で、この年毛神社に寄りたかったのは
境内から海に出れるから。

本殿の横をすこし歩くと鳥居があって
その向こうは玄界灘なんです。
なが~い砂浜があるのけど
途中に出れるところがあまり無いところだったので
ここは新発見だ。

天気は晴れてるのか曇ってるのか
中途半端な空だけど記念に集合!
もちっこさんが三脚をこうさんのバイクに積んでたので
忘れたらしくやさしいわたしが三脚を作ってあげました(笑)
「本日の暇人3人」
こうしてビーチに出た3人ですが
大きな貝殻が落ちててこれにもカピバラの絵が描けるんじゃない?と
言うと拾って持って帰ろうとするもちっこさん。
でも砂が付いてるので海で洗おうとするのだけど・・・
たぶんみんなが予想してる通りの事が
起きます。
神社のトイレの水を借りれば?って言うと
「もっとはよ言え」と怒られた(ナゼ?)
では、食後の運動もしたし
カフェタイムにしますか?

福間海岸へ行けば
カフェがいっぱいあるのでその中から適当に選ぼうと思って
向ってると手前の津屋崎でいい感じのカフェを発見。
あれ?こんなカフェあったっけ?と
お店にの方に聞くと今年の4月にオープンしたんだって。

で、たまたま発見したので寄ったカフェですが
オーナーさんは夫婦でバイク乗りさんでした。
店内にはR1
ここだけ見ると
ライダースカフェっぽく見えるけど
基本はわたしのような女子力のある方が好きそうな
オシャレなカフェです。

2階席にあがる階段には
可愛い絵とミッキーサボテン。

大きなガラス窓からは津屋崎の海が見渡せます。

その隅々までオシャレな店内にオチのようにして
置かれるゴキジェットをわたしは見逃しませんでした。
女性店長さんが出てきて「見なかった事にして」といながら
ゴキジェットを隠す
店長さんもドゥカティのモンスターに乗ってるんだよ。
私たちもバイクで来たと言うと
「エーー! やっとキターーー!」
「いつバイク乗りさんが来てくれるかと待っていました」
と、ずっとバイクで来るお客を待ってたらしい。
「今日はどこを走られてるのですか?」と聞かれたので
「海岸で石拾ってました」と正直に言うとめっちゃウケた(笑)
もちっこ画伯が石アートの練習をするって説明しながら
メニュー表をもらって選ぶのだけど
珈琲だけで済むわけがない
甘党3人なのでデザートセット。

わたしはマンゴーでこうさんともちっこさんは
ティラミスと抹茶ケーキ。

ドリンクがセットでこれで400円は嬉しい。
店長さんにもちっこ画伯の石のカピバラが上手く出来たら
ゴキジェットの場所に置かせてもらう約束をして御馳走様。
外に出るとこんなブランコもありました。
安全のためヘルメット着用でお願いします(笑)
こうしてめいっぱい海沿いで遊んだので
帰りは山側を抜けて帰るルートにしますが
その途中にわたしが好きなナマズがいるので寄り道。

喰われてみました。
これは写真加工じゃないのだけど
さぁ、どうやって食べれてる風に撮ってるでしょう?
食べられたくない方は
こんな御戯れも出来ちゃうナマズです。

横を2台のツーリングバイクがこっちを見ながら通り過ぎましたが
爆笑しながら手を振って通過されました。
しかしなんでここに鯰が?ってずっと疑問だったので
周囲を散策してみることにします。
まずはすぐ近くにある「なまずの郷総合運動公園」へ行って見るけど
鯰のオブジェなんかを期待したものの何も無くて
ガッカリしながら前を通過したその時・・・
見付けたーーーーー!

めっちゃナマズ。

まちがいなくナマズ。

しかもリアル。
そしてデカイ。
九州には生息しない琵琶湖大鯰級か?
鯰がいる神社は蓑生御宗社大森宮と言って
主祭神は伊弉諾命(イザナギノミコト)や
伊邪那美命(イザナミノミコト)と言うことです。
まだ鯰とどういう繋がりがあるのかわかりませんが
中に進むとけっこういい雰囲気。

参道の途中に小さな池があって
その池に架かる橋は「なまず池御神橋」と書かれています。

そして本殿の前には狛犬ならぬ狛鯰。
こんなの初めて見たぞ。
↑阿形と吽形↓
尻尾が折れてるのでナマコっぽいけど
髭が描かれてるので間違いなく鯰でしょう。
マイナーな神社らしく
小さな本殿。
でもちゃんとRC構造だよ。
お賽銭を入れて参拝した後に
中を覗くと・・・

鯰だっ!
説明によると
文明年間に起きた乱の際に
本陣との間に大河がありどうしても渡れない中
鞍を背負った鯰が出現し大将を救えたという伝えがあるそうです。
長く謎だった鯰の正体がわかってスッキリ。
では宮若方面に向かいそうな道を
適当に選んで走ります。

適当と言っても農道最優先で(笑)
九州道の古賀SAの上をまたいで
山側まで行ったところで行き止まりの道を引いてしまった。
でも雰囲気の良い清瀧寺と糟屋北部新四国八十八箇所霊場の
28番札所がありました。
札所と清瀧寺の間には
イスの木と言う大きな樹があります。
清瀧寺は残念ながら御朱印はやってなかったけど
本堂の前には大きな数珠がかかっていました。
初めて見たけど
御住職に聞くと中に数珠が入ってるんだって。
御朱印は字が上手くないと書けないというので
書いてもらった方はそんな事気にしないし
なにより書いてもらうことが嬉しいので試しに
書いてみませんか?と言ってみたけどやっぱり断られちゃった(笑)
惜しい!
御朱印第一号になれるところだったのに。
もうちょっとしつこく説得すれば良かったかな?
御住職とお話しをした後は再び
札所のある方へ上がるのだけどその鳥居には梵字が書かれています。
読めない。
因みにわたしは普賢菩薩なので
梵字の「アン」だけは見分けがつきます。
そんな梵字を見上げながら
階段に向かってるとカエル発見!

キャーーー!
なんて可愛いアカガエルなんでしょう。
とにかく日本に棲むカエル一族の中で
トップクラスの跳躍力を持ってるのため素手では難しいので
帽子で捕獲。
ヤマアカガエルじゃなくてニホンアカガエルだな。

ウヒョヒョ
![[黒ハート]](https://blog.seesaa.jp/images_e/136.gif)
可愛すぎて連れて帰りたいわ。
元居た場所に戻してあげて
バイクまで戻ったら見坂トンネルを抜けて宮若市へ。
そのまま帰るというルートもあったけど
もちっこさんがバイクの操作がダメダメモードになってるので
練習をせなあかんってランチの時に行ってたので
こんな場所に来てみました。
宮若市交通公園で今一度自分のライディングを
見直す時間を作ってみました。
こうさんはスネーク1本橋こそ落ちたけど
後は全部クリア。
問題の今日は乗れてないと悩んでたもちっこさんは・・・
ダメだ。
これは急遽不定期開催の響ライディングスクールの
開校じゃな。
って事で自由に設置していい
パイロンをわたしの歩幅3歩間隔で並べてスクール開始。

まずは響校長のお手本。

そう目線が大事なのよ。
小回りする時に目の前の
コーンを見てると必ず大回りになってコースアウトになるので
カーブの出口を見ないといけません。
(それにしても歩幅3歩と言う適当な間隔だけど綺麗に並べれたもんだ)
生徒のもちっこさんとインカムを繋げて
あ~じゃない!こ~じゃないと叫びながら後は
自由に繰り返し走ってもらってると
ほとんど失敗しなくなってきたよ。
見てない隙にパイロンの間隔をこっそり狭めてたりして
スパルタ教習の効果が出来てきたようだ(笑)

普段は絶対降りてUターンするような半径の
回転もスムースにできるようになりました。
エラそうにそういうわたしも
久し振りに基本に立ち返った気分でリフレッシュできました。
真剣に練習してて公園の利用時間を過ぎちゃってたので
急いで後片付けをしておしまい。
練習中に石を出してたもちっこさんは完全に忘れるだろうと思って
念のため言うとやっぱり忘れていました。
交通公園に突如として並べられた謎の石という
宮若市を挙げてのミステリーに発展しなくてよかったよ。
一皮剥けた3人で解散の挨拶をして道なりに解散です。

帰り道のクネクネ道は
練習したおかげかバイクの操作が
めっちゃ軽く感じました。
今日はランチだけかと思いきや
しっかり遊べた1日をありがとう。
響ライディングスクールは今後も不定期開催予定ですので
その時はふるってご参加ください(笑)
◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆
※ナマズの答えはもちっこさんのブログから ↓

わたしの足が短く見えるのは奥から伸ばしてるだけだから。
チクショーーー!
[もちっこレポはココ]