たぶん今日がフルメッシュジャケットで走れる

最後の日になりそうです。



と、言っても朝は寒いので

インナーとアウターでサンドイッチ防寒。

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今日の行き先は丸っと1日走れそうってことで

すこし遠いけど宮崎県まで足を延ばそうと思っています。


宮崎県と言っても北部なので

高千穂を抜けていくルートに設定していつものファームロードで

阿蘇方面へ。

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すると大山付近で案山子祭りが始まってたよ。

(前回土田滝を探すときには何も無かったのに)


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まだ設置中なのかいつもより少ない気がするけど

毎年楽しませていただいています。



「響を探せ」 ↓

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彼岸花と案山子を愛でたら

先へ進みますが・・・



交差点の空き地に第二会場なるものが

出来ておりました。


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案山子の数が少なかったのでみんなご高齢で疲れた?なんて

思っちゃってごめんなさい。



設置場所が足らないくらいやる気満々だったのね(笑)


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ありがたい七福神や

ミニオンズ。


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キャップ付きのジュースのアルミ缶?


楽しいイベントで癒されつつ

ファームロードの後半へ。


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家を出る時間が早かったおかげで

車も少なくスイスイ~と瀬の本高原まで来れました。


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雲海は無いけど

阿蘇五岳には雲が乗っかってる。


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なんか久しぶりにしっかり阿蘇を見た気がするよ。


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こ~んな風景を見ながら

響の朝食の時間でございます。


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定番のツナマヨとたたき梅肉紀州南高梅のおにぎり。


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うま~い!


高原を抜ける朝の風と

虫たちの鳴き声を聞きながら食べるおにぎりは

格別でございます。


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静かなので銀ガメ号のマフラーが

チリンチリンと鳴く金属音も癒しに感じます。



では南下開始!

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観光の車もほとんど通らない

産山のマイナーな道。


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そのまま波野から広域農道で一気に下るつもりだったのだけど

ちょっと今の時期しか見れないところがあるので寄り道しま~す。



R57を大分方面へ走って

七ツ森古墳の彼岸花。

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メジャーな場所なのであまり寄らないところだけど

すこしの寄り道だけで行ける場所にいたので

寄ってみたよ。


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今日が一番咲いてる?って思うような満開でした。



赤一色の写真って

PC上では綺麗なんだけどブログに載せれるように

圧縮ファイルになるとディテールが壊れて

見た目より綺麗に載せれない。


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満開の日なので平日だけどテントも張られて

地物野菜などが売られていました。



では荻経由で広域農道まで抜けて

R325へ

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農村風景をしばらく走ると

県境のループ橋から高千穂らしい風景にガラリと変わります。


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はい!

宮崎県入りま~~す。


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宮崎県と聞くと南国のイメージなので

気分的に暑くなった気がしたのでインナーもアウターも

ここで脱いじゃう。


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着替えさせてもらった公園には

天照大神が岩戸隠れられたときに岩戸から

出すため踊ったアメノウズメさんと手力男命さんがいらっしゃいます。



そんな天孫降臨の地が今日のメインステージ。


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高千穂市街地で給油をすませ

R218を日の影方面へ行くと九州中央自動車道の無料区間が

開通してたので旧道を行くとガラガラ。


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さらに五ヶ瀬川沿いの道まで下ってここから

山奥へ入ります。


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支流の綱の瀬川の上流部へ向かうんだけど

めっちゃ水が綺麗です。


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k214と言う三桁県道に入ると

入って1mでもう道幅はこんくらい(笑)


でも離合場所がたくさん設けられてて

よそを向いてたり苔が生えてるカーブミラーもなく

整備されてるため走りやすい。



しばらく細い林道を走ると

目の前に見たかった山が見えて来ました。

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比叡山(760m)と矢筈岳(666m)



岩山が2つ並んでて左が比叡山で

こっちが矢筈岳 ↓

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カッコいい!



林道はこの矢筈岳の斜面を削って通っています。


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なので突然

「隧道が好きだ!」のスポットにも出会たりします。


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岩なのによく掘ったな。



この隧道の入口の絶壁からは

比叡山がよく見えます。

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クライマーの聖地らしいけど

九州にもこんな険しいところがあるとです。


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四国の与作(R439)を思い出す・・・と言うより

こっちの方が少し酷道だけど景色に変化があって飽きない。


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時々木々の間から

九州の自然が見れる風景がたまらない。


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そんな与作超えの林道を走ってると

民家があるよ。


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地図では山奥で行き止まりの道なのに

集落があってビックリ。



その集落を数キロ進むと鹿川渓谷に到着です。


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到着と言っても目的地があるわけでなく

ここまで林道を走るというのが目的。


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奥へ行くとキャンプ場がありますが

道もさらに細くなるのでここで引き返します。



蜂に注意の看板も立っていて

バイクを停めるとオオスズメバチが偵察で

バイクの周りをグルグル回るのでめっちゃコエ~。



宮崎県はスズメバチの食の文化があって

たぶんこの周辺の人もスズメバチの巣を採って食べてるかも。


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帰りはゆっくりと

透き通る川を見ながら下ります。


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道路以外は人工物がまったくない。


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しばらく林道を下ると

再び比叡山と矢筈岳が見えて来ました。


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その二つの山をつないでるように見える注連縄のある

眺望所。



さらに下って

本日の「隧道が好きだ!」の隧道。


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登る時に停まった隧道とはまた別の隧道ですが

めっちゃかっこいい隧道なんです。


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たぶんメンテナンスするための印なんだろうけど

耳なし芳一みたいに書かれまくってる隧道だよ。


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表面はコンクリート吹き付けですが

凸凹感が素晴らしい。


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長さは短いけど

崖を貫いてる様は見ごたえたっぷりです。


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隧道のある崖から深いを谷を挟んで

比叡山の岩肌。


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向こうの山からこっちを見ると

やっぱり同じように見えるのかな?



ほんとすごいところに道を作ってくれたものだ。



しばらく来た道を下って

再び五ヶ瀬川沿いの道に出ます。

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深い谷から上に見えてる国道へ戻りましょう。



すこし川沿いの道を下って渡れる橋を発見!

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渡った先から国道に戻れそうだったので渡ったのだけど

この橋からの景色もすばらしい。


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泳いでる鮎が丸見えです。



五ヶ瀬川からはきついヘアピンカーブで

上に上がります。


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谷が深いのでR218に架かる橋は

もれなく巨大。


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無事に国道に合流したら

延岡方面を目指しましょう。


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すこし走ると再び九州中央自動車道の無料区間が

始まるのでそれに乗りま~す。



ほぼ貸し切りのような状態で走ってると

どんどん標高が下がって夏みたいな暑さになってきました。



そのまま延岡市街地へ入って

ランチを名物のチキン南蛮にしようと「おぐら」を目指したら

なんと休みじゃね~かっ!(汗)



チクショーー!



調べず行き当たりばったりなのが悪いのですが

仕方ないので延岡は通過して日向市を目指しました。


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日向市街地から細島方面へ入ったところで

すこし遅いランチをいただきます。


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「かき寧」さんで

ハマチの漬け丼


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南九州になるとさらに甘くなる醤油で漬けられた

ハマチの刺身とトロロで流し込むご飯がやみつきになりそうです。



時折ワサビの塊が入ってきて

ツーンと箸が止まる。


鯛のアラが入った味噌汁も美味しくご馳走様。



食べ終わった後は

何度も来てるけど細島の馬ケ背に行ってみることにします。

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山で遊んだ後は海も見るという

響の欲張りプラン。


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久しぶりに見る太平洋だ!



馬ケ背の駐車場に銀ガメ号を停めて

細島灯台に行きました。

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2013年にカワセミ号で来てから

6年ぶりに来た灯台でございます。

(何度か来てるけど灯台はスルーしてるの)


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島巡りなどでいっぱい灯台は見てるけど

この古い頭部をもつ灯台はやっぱり良いな。



灯台の建つ高台からの見晴らしも最高。

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福岡県に住んでると

日本海側はいつもで気軽に行けるけど

太平洋って遠いのよ。


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水平線の向こうはハワイ。


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6年ぶりの挨拶を済ませて

馬ケ背へ。


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海に突き出たとんがった岬が

馬の背と呼ばれています。


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崖の上で高い場所なんだけど

柵の高さがあるのでぜんぜん怖くない。


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土用波が押し寄せて

磯に低い音を立てて波が砕けるようすは

迫力があって見飽きない。



見飽きないけどずっと見てるわけにはいかないので

バイクまで戻って岬の道を走ります。

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太平洋をみながらすこし走って

細島にバイクでくると必ず停まる宮崎らしい場所。


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やっぱり宮崎県と言えば南国らしいフェニックスの樹と

パーム椰子だよね。


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この風景を見ると

南国に来たな~って思うと同時に

遠くへ来ちゃたなぁ~と思う場所。


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遠い水平線を見ながら

帰り道の道のりを想像すると一泊しようかと

真剣に迷います(笑)




そろそろ岬から出ようとすると

米ノ山展望台があったので寄ってみます。


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始めて登ったけど

ここからの眺めも素晴らしかった。


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今まで走って来た岬が一望。


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左端の岬が馬ケ背で中央の芝生の広場の駐車場が

さっきのフェニックスの樹のある場所。



ここは気に入ったので

またもし来る時があったらここも寄るようにしよう。

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さぁ、山を下ってそろそろ帰りましょう。


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岬からk15ですこし南側へ走ると

小倉ヶ浜。


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馬ケ背のある岬までずっと岩場が続く海岸だったけど

ここからず~~~っと砂浜が続くようになります。


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サーフィンするなら最高の環境かも。



こんな景色を眺めながら

帰りのルートをお金を使って退屈な高速を使うか

疲れるけど来た道を気持ちよく走ってタダで帰るか選択。



どっちにするかわたしの小さな心は揺れ動きます(笑)



よし!決めた。



タダのコースにします。



延岡まで戻って再び九州中央自動車道で一気に高千穂まで

走って広域農道を快走。


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まだ陽が高いうちにきんさん杉のあるツリーハウスのところまで

戻って来れました。


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西日に照らされる阿蘇望橋を通過して

産山までくるとサンセットタイムです。


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キャーー!


この時間に見る阿蘇は素敵すぎます。


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牧草に生えるススキとエノコログサがキラキラと

光ってめっちゃ綺麗。



やがて光っていた猫じゃらしから

光がなくなるとマジックアワーの始まりです。

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あ、見とれてる場合じゃない

帰らなきゃ(笑)



なるべく道路が見える時間にファームロードは抜けたい。


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計画通りなんとか道が見える時間内に

日田まで走ってファームロードの周辺付近で

真っ暗になりました。



後2つ峠を越えないといけないけど

わざと先行する車は抜かず鹿に注意しつつ無事に帰還完了。



銀ガメ号さんをガレージに入れようすると

何じゃこりゃ!ってくらい虫だらけになっとった。



洗車は明日。




では、ながらくの御乗車ありがとうございました。

またのお越しをお待ち申し上げます。



◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆