今年最後の遠征ツーリングは

こんなところで休憩する方向へ


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えびのループ橋が見えるえびのパーキング。



最近マイナリストのご近所さんと

どこで見たか忘れたけど何気なく手に取った雑誌に気になるスポットが

紹介されててそこが鹿児島だったというこどだけで鹿児島に行くことに

なったってお話。



きっかけがこんな風だから

誰が明確な企画者なのかはっきりわかんないため

正式な企画じゃなくてその時にいた人たちで集合。

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バイク限定のETC二輪車「ツーリングプラン」に

申し込むと特定区間を3日間乗り降りし放題で4500円とお得なため

事前に申し込んだのだけど適用インターが福岡インターからなんだよね。



北九州市はかやの外か?


チクチョー!



と、言ってみるものの

運よくわたしんちから一つ峠を越えるだけで

行けちゃうのでその峠に向かう道沿いのコンビニで待ち合わせ。



わたしが着くとせっちゃんがすでに来てて

続けてこうさんともちっこさんも到着。



後はとのじんだけなんだけど

いちばん楽しみにしてたはずなのに時間になっても来ない。


①「寝坊した?」

②「こけた?」

③「他のコンビニと間違ってる?」

④「行く日を間違ってる」



と、どれもとのじんならありうる憶測が飛び交いますが正解は

3番の「他のコンビニで待ってた」が正解でした(笑)


一番影響の少ない3番でよかったけど

今日も安定のやらかしでございます。

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定刻よりすこし遅れましたが

混むこともなくすんなりと福岡インターから九州道へ。

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途中、山川PAでトレイ休憩した後は

一気に宮崎県のえびのPAまで走りました。


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気のせいか日差しが南国?



実際に暖かくなったので

ネックウォーマーだけ残してインナーも全部脱いで軽くなります。


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のんびりと休憩したら

すぐ近くの栗野ICで高速を降りて

霧島連山方面へ


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k103でどんどん山に登ります。


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その途中にあるのが

「霧島アートの森」


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アートの森の顔ともいえる

草間彌生さんらしい作品の「シャングリラの華」


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今日も色彩と造形がうごめいてますわ。



中に入ると草間さんの「赤い靴」も見れますが

今日はツーリングなので入口だけ。


その入口前にはこんなホウズキみたいな塊もあります。

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地面にくっ付いとぉ。


んじゃ、シャングリラで集合!

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アートに無縁な人たちがアートに群がる。



周辺にもチェーンソーアートの動物がいっぱいあって

これは最近作った作品かな?

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どうして馬の上に武者?

と思ったらこの作品の目の前に本当に馬が居たよ。

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現役を引退したサラブレットらしいです。


ほんと馬ってやさしい目をしてるよね。

(餌くってるだけですが)



霧島アートの森からそのままk103で

えびの高原へ上がろうとすると意外と酷道っぽいので

大霧地熱発電所の前を通る林道で霧島温泉郷方面を目指します。

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始めて通る林道だけど景色がとっても良い。


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見晴らしの良いところに

ちょうどよく停めるスペースがあったので

停めて展望を楽しみます。


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さくらじま~~~!


この噴煙を上げる山を見ると

「鹿児島に来たんだな~」って思うよ。



すこし林道を下ると茶畑。

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鹿児島ってお茶の生産量は静岡県についで全国2位なんだよ。


この茶畑の先が林道の終点で

ウサギさん発見!

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特にネタに困ってるわけではなく

セクシーなのでつい停まってしまった。


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自然に絡みついた草がいい演出をしてるじゃ

ございませんか。




こうなるとやりたくなるのが

ローアングルからの~

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世の中のお父さんたち

お待たせしました!


うさぎさんのセクシーローアングル。

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木彫りなのにすっごくエロい。


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温泉の看板うさぎとしては

いい仕事してました。



そのまま霧島温泉の方へ走って

まだお昼前ですがこの後「登山」と言う

大きなミッションと言うか今日はそれがメインの場所が

控えてるためランチにしま~す。


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「くいもん屋 花いちもんめ」で

ブランド豚を使った神話豚ロースカツ定食をいただきました。

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走りながら鹿児島と言えば黒豚だよね~と考えてると

「とんかつ」と書かれた幟を見つけて入ってみたけど

めっちゃ美味しいとんかつだったよ。


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よし!登山用のエネルギー充填は完璧。



ではここからは一気にえびの高原へ

駆けあがります。

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温泉郷らしい硫黄の香りに交じって

有毒ガスを含む噴気があるため停まれないクネクネ道。


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えびのスカイラインへ上がるにつれて

並木の楓の紅葉から自然林の木々の紅葉に変わっていきます。


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スカイラインに出ると阿蘇周辺の紅葉は今年はイマイチだったけど

ここは葉っぱが台風で吹き飛ばされて無いためか

黄色や赤のコントラストが綺麗でした。


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で、本日の最大の目的の「大浪池」ですが

登山口の駐車スペースは1台のバイクをネジ混む隙間もないくらい満車。



アレレ~!って隙間を探しつつ通過しちゃったので

ついでに売店まで走って水を買います。

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生駒高原側へ向かう道との分岐のところですが

生駒高原側は通行止になっていたよ。



そっちから上がるプランも考えてたので

選択しなくてよかった。



では、戻って停める場所を真剣に探しますが

なんとかここに停めれそう。

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バイクから降りて地面の固さを確認して

道路脇に5台無事に駐車完了。



わたしの気転のおかげで

登山口から5mくらいのところに停めれました。

(感謝されるようにきちんと書き残しておく)

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一番メジャーな県道1号線から登るルートで

大浪池を目指しますが1.2kmくらいなので楽勝?


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満車の車は1/3くらいが池までの観光客で

残りは池一周や縦走するガチの登山客だと思います。



私たちはその1/3の仲間になります。


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観光客とは言ってもそこは1411mまで上がるので

それなりにキツイ。


最初は綺麗な階段も

高さがバラバラでさらに登山っぽくなっていきます。



息が切れて休み休みのペースになるけど

見上げれば天然の紅葉がまぶしい。

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ネットでは所要時間40分って書いてたけど

普段歩いてない5人は倍の時間がかかりそうだよ。


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たぶんマイナリストのツーリングの中で

一番きつかったかも。


水を買っておいてよかった。

(とのじんとせっちゃんは何故か登山なのに炭酸飲料買ってて飲んだら吐きそうって言ってる)



登山道を取り囲む木々の雰囲気が少し変わって来たな~って

思ってるとパっと視界が開けます。


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先を歩いていたもちっこさんの

歓声が聞こえるのでゴールっぽい。



さぁ、これがどうしても秋の紅葉の時に

来てみたかった「大浪池」でございます。

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キャーーーー!


鼻血が出る絶景でございます。


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もうヘロヘロで誰かにカメラを渡して

撮ってきてもらおうかとくじけそうになったけど来てよかった~!


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一度呼吸が整うと元気が出て

池の周りを歩き回る。



男女が入れ替わるお話に出てくる湖みたいに真ん丸な池は

火山の火口湖でそれをどうにか丸く見える場所を探します。

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大浪池の背後の山は韓国岳(からくにだけ)1700.3m


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わたしが九州の名山を制覇していた時に登った時に上から見たら

大浪池が真ん丸に見えました。


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さすがに今日はそんな上まではいけないので

大浪池を取り囲む外周のすこし高い所まで行ってみます。

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ヘロヘロだったくせに

しばらく景色を眺めて休んだせいかちょっとだけならまだ

頑張れそう。


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岩の斜面を登って視界が開けたところに出ると

・・・



ドーーーン!

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これが九州の絶景じゃ。



酸性の湖水は生物がいないため

透明度が半端なくて深いブルーに引き込まれそう。



ではずっと山の上にいるわけにもいかないので

下山します。



膝かカクカクするけど下りは早かった。



バイクまで戻るとちょうど2時間半使ったらしく

陽が短いので寄ろうとしてたスポットを

数か所すっ飛ばさないといけないことに(笑)

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寝床を鹿屋市に取ってるため南下を開始しますが

霧島高原線の紅葉が見事だよ。


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これは停まっちゃう。


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山の紅葉は短いため

このベストな日に来れたのはわたしの日頃の行いだな。



公園線からは龍馬も登った高千穂峰も見えます。

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ここも登山してる人が多いのか

満車に近かったよ。


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ここからしばらく国分方面へひたすら南下。


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国分の市街地を抜けて

錦江湾沿いのR220へ


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この国道を走ってると

めっちゃリアルシリーズを発見!


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果汁が出そうなほどリアル。



残念な事に高い場所にあるので

停まって見れないってことかな。



大きく移動したこともあって陽はかなり西に傾いてますが

とっても良い時間に目的地に来れたんじゃない?

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福山町の黒酢の壺畑。


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鉄道公園からの眺めですが

ここまで壺が並ぶと絶景と呼ぶしかない。


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この鉄道公園のすぐ上には

一番有名な坂元の黒酢の工場があって工場に隣接する

テラスにお邪魔します。

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レストランと黒酢の直売所の中を通る。


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建物から出るとテラスがあってそこから

黒酢の壺畑が一望できました。


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壺の量は先にみたところの方が多いかな?



でも壺の真上まで来れるので

あの独特の黒酢の香りがめっちゃ濃い。

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匂いを嗅いでるだけで身体が柔らかくなりそうな気がするくらい(笑)


黒酢の後はすぐ近くにある中茶屋公園に移動。

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桜島を望む展望台なんだけど

これまた良い時間に来ちゃったようだ。


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こんな桜島の夕景を見れるのって

1泊ツーリングの醍醐味だね。


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展望所に着いた瞬間に小規模だけど

噴火してくれたりと旅情をかき立ててくれました。



わたしの計画ではこの夕景の時間に鹿屋に入ってる計算でしたが

大浪池の登山の登りのペースが一般人とあきらかに違うくらい遅かったため

暗い時間の移動になっちゃった。

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行けばわかるけど鹿屋市って意外と遠いんだよ。



市街地に入る手前で給油を済ませ

今夜お世話になるホテルにチェックイン。

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ホテルの選択はこうさんに任せてたけど

ちゃんと屋根付きのホテルを探してくれてました。


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桜島の火山灰がこっち方面に飛んでたので

これで灰まみれになる心配はなくなりました。



部屋で身軽になってロビーで待ち合わせて

街の中を歩きます。



数件の居酒屋が満席で入れなかったけど

今日は「よかとよ」さんで宴会・・・いや夕食です。

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まずは遠征ツーリングの祝杯と

登山した自分の為にカンパ~~イ!


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コースじゃないので

適当に好きなものを注文。


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並べてみて気づいた・・・


揚げ物多くね?

(ほとんどとのじんの注文)


わたしは鹿児島らしくどうしてもキビナゴが食べたかったのだけど

天ぷらしかなかったのはちょっと残念。


でも芋焼酎飲んで最後は茶漬けで〆るほど本格的に酔っぱらう

鹿児島の夜でした。



さぁ、明日もツーリングだし

ホテルに帰ってねるぞ~~!

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(やらせです・・・たぶん)




ではおやすみなさ~い!


2日目に続く



◆◇◆ Yamanosusume by Hibiki ◆◇◆