<・m= チュンチュン



おはようございます。

鹿児島県の鹿屋市内で目覚める鹿児島ツーリングの2日目の朝です。



ツーリングの日はいっぱい走りたいため

朝食を取らずに早朝にチェックアウトすることが多いのだけど

泊まったホテルはビジホにしては朝食が6:30からと

すこし早目なので食べてから出発することにします。

(あまり早く出てもこの時期は夜が明けてないからね)




ロビーで集まって

食堂が開くと同時に「いただきま~す!」

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みんな眠そうだけどとりあえず

二日酔いとかは無いっぽいので一安心(笑)



食べ終わったらぼちぼちと荷造りをして

まずは昨日寄る予定だったけど真っ暗で寄れなかった

ホテルから数キロしか離れてないスポットへ向かいます。

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ナビを使うとホテルから1.5kmと近いのでナメでましたが

道を間違えること3回。



アレレ?ってことでインカムでこうさんにヘルプを頼むと

こうさんも間違う・・・みたいな(笑)



そんなに苦労するとは思わなかった

「神徳稲荷神社」

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ウフフ・・・


鳥居がガラスなんだよ~。


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クリスタルな鳥居ってだけでも神秘的。



稲荷神社なので狛犬じゃなくてお狐様。

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本殿の方へ行くとそこにもガラスの鳥居があります。


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しっかり旅の安全をお願いしておきましょう。



参道の戻りはこの鳥居のトンネルで。

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奉納者の名前とかベタベタ書かれてないので

すごく美しい鳥居のトンネルでございます。

(しかも塩ビパイプ製じゃくてちゃんとした木です)



こんなに素敵なのに場所はマイナーな神社でした。

(朝早いからな)



ではとのじんが一番楽しみにしてる

都井岬へ向かいますがその途中に寄りたい場所があるので

寄り道~~!

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見渡す限りの平地の中に伸びる

どこまでもまっすぐな道。


この周辺がかつて飛行場の跡だったことが

容易に想像できる場所。


その平地の真ん中に当時は200基ほどあった中で

唯一現存する掩体壕。

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「川東掩体壕」



ここは素通りしちゃダメでしょう。


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海軍航空隊笠野原基地の跡に残る掩体壕で

海軍型にしては入口が陸軍方に似てる掩体壕でした。



これも本当は昨日のうちに巡る予定だった場所だけど

時間的に無理だったので無理やり2日目に押し込んでみたよ。

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と、言っても都井岬に行くにはこの前を通過しないといけないため

寄り道と言ってもせいぜい2km程度の寄り道なんです。


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都井岬に設定しているナビは志布志湾沿いを走る国道へ行けと

うるさいほどリルートを繰り返してますが

気持ちのいい大隅グリーンロードを選択。



行く場所を古い方のナビに入れてたので

今回は前から使ってるナビで走ってるけどバイク用なら

広域農道は優先に選択するような設定になっててほしいよね。

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大隅グリーンロードを終点まで走って

志布志からR220で志布志湾沿いを走ります。


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タグリ岬の前を通過して串間へ入ったところで

スーパーを見つけたので寄りま~す。


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なんでスーパー?って思うかもしんないけど

昨晩食べた居酒屋さんで鹿児島の醤油は最強に甘いよね~って言って

使ってる銘柄を聞いたら普通に売ってそうな大手の醤油でした。



でもたぶん南九州方面しか卸してないかもしれないので

買って帰ります。

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たぶん関東の方などはぜったい

「なんじゃこりゃ!?」って思うくらい甘い醤油だけど

はまるとめっちゃ美味しい醤油なんです。


大手が普通に売ってる銘柄なので200円ちょっとだし

2本買って帰ろう。


まぁ、ネットでも買えるので気になる方は

ポチってみては?


レジに同じ醤油を持った人が5人並ぶという

異常な光景を眺めつつツーリングの続き。



もうこの辺までくると都井岬の道路案内が随所で出てくるので

迷うことはありませんが何度も都井岬に行ったことのあるわたしは

裏ルートで岬へ向かってみることにしました。


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海岸線の細い道から岬に入ると

セルフで開け閉めをしないといけない鉄のゲートがあるので

きちんと閉めて中へ。


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細い林道をすこし上がると太平洋がドーーン!


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ヒャーー!


やっぱり南国の海は青が濃いわぁ。



バイクを停めて海を眺めてる背後の山の斜面には

もう天然記念物の御崎馬が草を食んでいました。

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なので絶景で停まるけど周りは

馬のウンコだらけ(笑)




しばらく細い林道を上がると

上の観光道路に出ます。

(料金は帰りに払います)

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行き止まりまで走ったら

都井岬灯台。


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ここは有料なので眺めただけで

すぐに御崎神社へ向かうと道路に馬が出てました。


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野生の馬で一応岬からは出れないようにしてるけど

岬の中では自由に歩き回っています。


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都井岬で道端で馬を見るのは珍しくもなんともないのだけど


これは親子かな?


兎に角すっごく可愛い!

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なんてやさしい顔なんでしょう。

体系もずんぐりしてて親近感出る~。


もしJRAの芝2400mに出場したら

途中で芝を食べ始めて失格とかになりそうなほど

ずっと食べてる。


親子馬のすこし先に進むと行き止まりになって

ここから御崎神社です。

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数年前に来たけど

その時より自生してるソテツの葉っぱが青くて綺麗。


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しかし自生してるソテツの数が

半端ない。


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こういった海に近い温暖な岬には

わたしの好きなサツマゴキブリとかがいるのだけど

今日は探しませんのでご安心を。


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参道を崖っぷちまで下ると

山の中腹に御崎神社のお堂が見えます。


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あれな。


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崖沿いに道はあるけど

一般者はロープが張られて行けませんので下の拝所から

拝むようにしましょう。



その拝所の前で集合!

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名前入れたけど昨日とメンバーはいっさい

変わっとらん(笑)



では元の道に戻って都井岬らしい道を堪能しましょう。

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都井岬は荒々し崖の岬というより

丘陵地のような穏やかな眺めと緩いカーブが気持ちいい。



しかし道路に御崎馬が普通にいるので

ゆっくり走ってね。

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通る車なんかに見向きもしないほど

慣れてしまってるけどゆっくり静かに通過。


こんな長閑な風景を眺めながら

岬の道を走ってると「これぞ都井岬」って風景に出会います。

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「岬の草原と御崎馬」


都井岬のイメージと言えばこんな風景じゃないかな?


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しかもカメラ目線頂きました。


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またちょっと走ると

オーシャンビューなスポットがあります。


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みんなで来れることなんてあまりないので

大事な体力を使っておじさんもおばさんも飛びます。


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ツーリングって最高!


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飛び終わると

「ヒァ~~」と叫んで斜面を駆け下りる人がいました。


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帽子、太平洋まで飛ばされればよかったのに(笑)


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では岬から出ますが

来る時に料金所を通ってないので

ゲートを出たところにバイクを停めて支払いに行くと

いらないからまた是非来てねと言ってくれました。



うん、絶対また来るからね。


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都井岬からはしばらくR448で太平洋を

望みながら走ります。

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サーフィンの聖地の恋ヶ浦。


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ビーチの前を通ったり崖の上を通ったりを

繰り返してると芋を洗う猿で有名な幸島が見えて来ます。


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ずっとこんな景色を見ながら日南市方面に

抜けるというのがわたしのプラン。


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でも無情にも通行止の看板に阻まれ

ルートを山の中を抜けて都城市方面へ抜ける作戦に変更。


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けっきょく山の中を抜けるルートも

山の中を10kmほど進んだところで通行止(汗)



まじか?



工事の人に抜け道を聞くと

あじさいロードと言う広域農道を教えてもらって

なんとか都城市方面に近付けました。

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考えてなかったルートなのでナビを見ないといけないし

とのじんが付いてこないので後も見ないといけないし

せっちゃんがガソリンが無いと言い出すし

ランチ場所が無いし

もうここからは分業でお願いします。



とりあえず街に入って

ランチは回転寿司の「寿司虎」さんで頂くよ。


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めっちゃ美味いけど


その分だけお値段もするので食べ過ぎると

とのじんみたいにランチで3000円オーバーになるので注意。

(みんな平均1600円くらい)



無事にランチ難民から解放されたら

とりあえずナビに案内させたままなので関之尾滝までご案内。


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滝の上の駐車場が満車だったので

すこし上の駐車場に停めて可愛い神社なんかを見ながら

遊歩道を下ると「関之尾滝」


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紅葉にはすこし早いけど

とっても素敵な滝でございます。

(わたしは2度目)


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上からの眺めも良いけど

滝を真正面から見れる吊り橋もあります。


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高さはないけど

誰かが普通に歩くだけで気持ちよく揺れてくれるよ。


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せっちゃんがへっぴり腰になるのを

みんなでちょっかい出しながら吊り橋観光。


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滝の上に上がると

広大な甌穴群があるのだけど

水量が増しててあまり綺麗に見れませんでした。


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でも滝の観光マップで「1日1カッパ」


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藤子不二雄チックに

黒目が笑うカッパだ。



滝観光からは宣言通り分業いたします(笑)



次のスポットまで3km程度ですが

じゃんけんをするともちっこさんが先導係に決定。


「いやや~、無理や~」って言ってたけど

一回すればもうじゃんけんしなくて良いし

3kmしかないので当たりなんじゃない?と言うと

張り切りだした(笑)

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なんとかナビに行き先を入力して

先導開始。

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あ~、楽ちん。



もちっこさんの先導で

着いたのは今回鹿児島方面に行くことになるきっかけとなった

「溝ノ口洞穴」

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長い歳月をかけて地下水が削った

深さ224mもある洞穴です。


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奥にはかつて縄文人の生活痕もあったらしく

いまはパワースポットにもなってるようです。


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中から外を見ると

なるほど神秘的だわ。



奥の方はせっちゃんが最近導入した

爆光ライトで照らすとこんな感じ ↓

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どんどん狭くなるので

最後まで行くのなら這って行くしかなさそうだ。


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入口には仏像があって

毎年4月8日には祭事が行われるらしい。


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では帰りのパワーをいっぱいもらって

最後のスポットまではこうさんの先導。


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すこし大移動になりますが帰る方向に向かってるので

問題なし。



霧島バードラインを走って

わたしは同じ年に2回も来る事になるとは

思ってもなかった湯之元温泉の近くにいるトトロさん。

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春に来たばかりですが

めっちゃ可愛い!


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個人宅でセメントをコテで成形して作ってるようだけど

とってもクォリティが高いのよ。

(見学は自由ですが個人宅なので車の乗り入れは禁止です)



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子供だけじゃなくおじさんたちも大喜び。


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背景に高千穂峰が見えて

とっても良いところなんです。


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本当はもう一か所行く場所を設定していたのだけど

この時期は陽が短いので今回はこれでおしまい。



最寄りの高原ICから高速に乗る前に給油。

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カードで入れると5円増しと言う

キャッシュレス社会に逆行したシステムでした(笑)



予定通り高原ICから高速に乗って

来る時も寄ったえびのPA。

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これから人吉の山間部も走って寒くなるので

フル装備に変身。


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パーキングの庭からは

西日で茜色に染まった霧島連山が見えました。


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このパーキングからは

せっちゃんの先導。


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北熊本SAまで走って

ここで夕ご飯を食べます。


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熊本らしく太平燕を食べる人、

カレー好きなわたしは迷わずカレー。


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喰って温まった勢いで

福岡ICまで走って峠を越えて無事にガレージに帰還。



バイクが火山灰で真っ白だけど

これは拭いたりすると傷になるため翌日水洗いをしてあげることにして

鹿児島ツーリングはおしまい。



雑誌を見ながら適当に決まったツーリングのため

いつもの顔ぶれだけになっちゃいましたが

いい思い出をありがとう。



◆◇◆ Kagonma Touring by Hibiki ◆◇◆