前回のツーリングは５００ｋｍ超えだったので
今日は近場。
近場と言っても県外の大分県ですが
福岡県よりなのでのんびり茜ちゃんでお出かけしま～す。
花粉やらアレやら対策で忘れずにマスク装着。
週末だけどとりあえず御近所さんには
「バイクで遊んでくるよ～」と伝えてまずは軽く走って
平成筑豊鉄道のトンネル。
大きな車は入んない
可愛い石積みと煉瓦のトンネルです。
いつも前の道を通過しながら見てたけど
内部はやっぱりかっこいい。
赤村を抜けたところで
同じく平筑の菜の花の道。
ちょっと待つだけで
可愛い１両編成の列車が通過。
一番ベーシックなカラーの車両だけど
菜の花の時期にはぴったり。
ここでこうさんが家を出発して追いかけるという連絡を受けたので
合流ポイントとなる本日最初の目的地に向かいました。
前回のツーリングの上関で見たばかりだけど
豊前市の静豊園の河津桜。
園のかなり手前から満開のピンクが出迎えてくれます。
さすがに満開と週末が重なってる事もあって
上の駐車場に上がる道は渋滞してたので
下の第二駐車場にバイクを停めて歩きます。
実は渋滞してるところから見る風景が良かったりするので
歩いた方がお得感があります。
河津桜の方はすこ～し先端に葉が出てる状態だけど
まだまだ綺麗。
園内に入ると物産を売るブースなどが出てるけど
なるべく人が居ないところを選んでブラブラ。
いまは河津桜が満開だけど
同じくミモザも満開でした。
ナウシカの腐海の植物の胞子みたいに
ポコポコしててめっちゃ可愛い。
満開の花に埋もれならチラっと見えてる
葉っぱもオジギソウみたいでこれもチャームポイントでございます。
園の端っこの方はまったく人が居ないので
そっちを歩くとミツマタも満開でした。
土がいいのか花がでかい。
こうしてブラブラと気ままに散歩してると
見慣れた凸凹コンビと合流。
出るなんらもっと早く起きろよと突っ込みつつ
そんな寝坊組を待ってる私の方が寂しがり屋さん。
こうさんともちっこさんと３人になったので
一人で全部廻ったのだけど２周目の散歩へ（笑）
園内にあるこの樹が一番大きいので
最初に植樹された樹かな？
上関の河津桜にメジロがウジャウジャいたけど
こちらは樹が散らばってるせいかメジロも散らばってる感じ。
でもなんとか収めました。
お尻ですが・・・
３人でメジロ追っかけたり
人が少ない隙に試食を楽しんだりしてるともう一人
寂しがり屋が合流。
だから早く起きて最初から来なさいよ！
園から出るところでせっちゃんと合流したけど
さすがに３周目の散歩はイヤだって事で着いたばかりのせっちゃんと
一緒に下ります（笑）
せっかくなので４人で集合写真を撮ったけど
周りは全部みかんの樹。
この時期は河津桜でお客さんがいっぱい来ますが
普段はみかん畑なんです。
桜が終わったら甘い香りのみかんの花が咲きます。
来る時よりさらに酷くなった渋滞をみながら
下の第二駐車場に到着。
ピンクの桜とピンクのナンバー。
んじゃ本日わたしが行く予定だった場所に
お連れしてあげましょう。
中津市方面へ走って
ここらへんからかな？と思ったところで
海岸に出る道を見付けて進むと到着。
満潮になると足が水没する鳥居。
堤防から眺めるだけの予定だったけど
降りれる道があってちびっ子バイクならなんとか近付けそうなので
頑張ったよ。
もちっこさんのグロムも代わりに乗ってあげたさぁ（笑）
ただ浜の中に鳥居があるだけなんだけど
こんな風景大好き。
風景の中にバイクを停めると
撮影した時にヘルメットが邪魔って事を習慣で学習してるため
気付くと地面に並んでるよ。
今日はＷＩＮＳが２でＫＡＢＵＴＯが２の組み合わせだ。
（向きまで綺麗に揃ってるのはＡ型のこうさんの仕業）
神様が立寄る場所らしいけど
人知れずポツンと鳥居が建つわたし好みの
パワースポットでした。
パワースポットのパワーで浮いたまま
中津市の市街地へリサーチしたランチのお店に
向かいますが閉店してたり店そのものが
なくなったりしててあやうくランチ難民になりそう。
それを救ってくれたのが開いててよかった
「コメダ珈琲」
何を頼んでも若干ボリュームがありすぎますが
それを踏まえた上で期間限定の小倉餡ミニシロノワール追加（笑）
期間限定に弱すぎ。
２つを４人で仲良く分けたら
午後の探検場所へ向かうよ。
三光村の八面山の麓から
行ったことのない林道へ入ってたぶんこの辺って場所へ。
小さな溜池の堰堤へ入る時にもちっこさんが地面から盛り上がった
樹の根っこにタイヤを取られて乗り越えられずモタモタ喜劇もありましたが
堰堤の端っこに岩肌が剥き出しの崖が見えました。
（帰りに見たら木の根っこがタイヤで磨かれてツルッツルになってた）
たぶん綺麗な心ならハートに見える岩の崖の中に
わたしが目指すめり込みシリーズがあるはず。
バイクを崖の下に停めると
崖の斜面に人が歩いたっぽい痕跡を発見。
すこし進んで上を見ると・・・「見つけた～～！」
崖にめり込むように建つ
めり込みシリーズ。
しかしこうして発見してしまったせいで
ルートを間違ってしまっていることに
この時は誰も知らないのである。
「まっすぐ登れんじゃない？」と
せっちゃんがトライ。
猿か？
田舎育ちらしいアタックを見せてくれたけど
こちら都会育ち？の３人はズルズル滑って上がれね～よ。
どうにか腐ってない樹の枝を掴みながら
獣道を上がります。
どうしても枝に掴まれない場所で
もし足元が滑ったら下まで行っちゃうというなかなかのデンジャラスな
斜面を綱渡り状態で進みます。
たまに掴んだ樹がボキッ折れたり樹そのものが根っこから抜けたりと
この時になってやっぱりこれ間違ったルートじゃないかと
気づくのであります。
先に上がったせっちゃんから上がりやすそうなルートを
指示してもらってなんとかロープがある場所までたどり着きました。
「猪川内岩屋堂」
朽ち果てつつあった
観音像を保護すべくクラウドファンディングを使った
寄付を募って建てたお堂です。
まだ木も新しく
外を眺めるとペンションのテラスか？と
間違いそうだ。
池も溜池じゃなくて
スワンボートでも浮かんでそうな湖に感じる（笑）
そんなお堂の中には
古い仏像が・・・
石造の釈迦像と木造の何か・・・
たぶん観音様だと思うけど
ほんと朽ちる寸前だったって感じだよ。
元は綺麗な彫刻だったと思うけど
円空が彫ったような抽象的な仏像になってしまっています。
では無事にたどり着いた事に感謝しつつ
本日のアルピニスト達で集合。
本当は下る方が数倍デンジャラスなんだけどね。
この猪川内岩屋堂は
お堂のある洞窟の横にもうひとつ空洞があって
そこにも石仏が安置されていました。
んじゃ下るよ。
予想通り下りの方が恐怖３倍で
おまけにわたしは五十肩で片腕しか使えないので
難易度がめっちゃ高い下りになっちゃった。
バイクまで無事に戻って安堵のため息をついたとき
上までロープがある正規のルートを見つけてしまう４人なのでありました。
そうやろう？
だってあのお堂に使ってる木材とか運ぶルートがあるはずだもん。
でも真のアルピニストは攻略されたルートは
進みたくないというめんどくさい性を持ってるんだよ。
とりあえず
笑いすぎるほと笑ったので水分補給へ向かいます。
三光村の運動公園の自販機で
生き返ったらせっちゃんは用事があるため離脱。
残った３人で帰り道からすこし入ったところにある
滝を見てから帰ることにしました。
耶馬渓から友枝地区の奥へ進むと
看板が出てたので簡単に到着。
「岩屋の滝」と書かれた看板の前に
バイクを停めて歩きます。
滝までは５分と書かれてる通り
それほどキツイ思いもしないまま
岩屋の滝です。
時期的にちょっと水量がショボイか？
でも帰り道のちょっとの寄り道で見れる滝と思えば
なかなか良い滝かも。
紅葉の季節にもう一回来てみようかな？
滝見学を済ませたら
さぁ、帰りましょう。
アグリラインを帰りますが
週末なので他のバイク集団が多いです。
２５０ｃｃのスクーターから下品な抜き方されたり
速そうな大型バイク集団からは逆に道を譲ってもらったりと
連休らしい道中を楽しみつつ朝見た平成筑豊鉄道に寄り道。
この時期は菜の花がほんと綺麗。
時刻表を見ると当分来そうにないので
こうさんに走ってもらいました（笑）
ちょうど背後にある山に太陽が沈みかけてて
こうさんの後の田んぼのところまで日陰が迫って
来るっていうタイミングでした。
陽が沈んだら急に寒くなります。
トレイを我慢してたので
平成筑豊鉄道の赤駅にピットイン。
トロッコ軌道の上にバイクを停めて
用を足してここからは流れ解散になるので最後の挨拶。
バイパスでバラバラになって
茜ちゃんに給油します。
ガレージで綺麗に拭いてあげて
今日のツーリングはおしまい。
一人でのんびり遊ぶつもりで家を出たのに
終わってみれば笑い倒した１日でした。
あぁ、明日は筋肉痛かな？
（※これが原因なのかどうかわからないけど
翌日、五十肩が限界まで痛くなったので病院に行きました）
◆◇◆ Ｍｉｎｏｒｉｓｔ Ｈｉｂｉｋｉ ◆◇◆
