今日はそれほどいい天気ではないけど

ご近所さんとせっかく湯沸かしセットを買って

外でラーメン食べようって話しをしてたので集合します。


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頴田のコンビニで待ち合わせると

一番距離があるはずのせっちゃんがもう来てました。


どんだけやる気満々?



ちびっ子バイクなので

ラーメンと500mlの水を買うと

バーナーセットの収納に悪戦苦闘中です。



わたしは茜ちゃん用に小さな

ガスが入るクッカーセットで来てるのでスマートに

収納できてました。

(インナーを脱ぐとパンパンになりますが)



で、せっちゃんと2人で残りの3人を待ってると

まさかの雨がパラパラと降りだしたじゃありませんか。


雨は降らない予報だけど上空に寒気が入るって言ってたので

パラパラ程度だけど歩道橋の下に避難。

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こんな隙間にも入るチビッ子バイクの特技(笑)


結局雨粒がパラっと来ただけで避難する必要もなかったんだけど

遅れて来たとのじんが走ってたところは降ってたみたい(笑)



では、ご近所さんと初のラーツーの開始です。

(個人ではもうやってますが・・・)

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八丁トンネルを抜けて筑前町方面へ行くので

嘉麻市へ向かってると信号待ちでミラーを見ると

Yosiさんだったよ。

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仕事に行くところみたいなので

軽く手を上げて会釈して先へ。



会釈する手も左手が上がらないので

アクセルから手を放して右手で・・・(笑)


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今日もマスクと左腕を上げる時は

右手のアシストでのツーリング。


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予定通り八丁トンネルを抜けて

筑前町の最初の目的地に到着。


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農地にポツンと一ノ鳥居が建つ

松峡八幡宮(まつおはちまんぐう)


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二ノ鳥居からは階段になって

それを上がると本殿でございます。

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小さな神社ですが

境内には大きなクスの樹があるのですよ。


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何故か神社の名前が違う

「栗田八幡宮の大樟」



根周り12mの立派な樟だけど

形がすごく複雑。

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見る角度を変えるとこんな樹なんだよ。



樟の大木になるとよく空洞ができるけど

この樟は空洞を通り越してる感じが否めない。

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中心が無くて皮しかないように見えるけど

ちゃんと生きてるのが凄い。



樹高も支えられてるとはいえ30mもあるのです。


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大きな空洞の下には樫が生えてて

いずれ樫の樹と世代交代するかもしれませんが

わたしが生きてる間じゃないな。


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大楠の樹皮を見てみると

コルクのようにスカスカになってますが

熊襲に関わる神社の御神木としてまた

三輪町指定の天然記念物としてこれからも残ってほしい樹でした。



では大樹のパワーを分けてもらったら

近くにあるらしい金刀羅神社の鳥居を探します。


しかし場所があまりにマイナーなため

近くを散歩してた方に聞き込みをするも予想通りに知らない。



地元の人も知らない場所へ挑むことは

わたしにとって珍しくないけどどうアプリーチしていいかわかんない。


道なんか無いのでとりあえず

一番近付けそうな場所にバイクを停めます。


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交通量の多いバイパスからいきなり山の中に入るのだけど

道行く車が「この人たちなんで山に?」って目で見られて恥ずかしいので

急いで見えない場所まで登ります(笑)

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ロープがあるけど

もしかしたらバイパスの法面工事の関係者が

使うため?



でも人が上がれる道があるって事はこっちで間違って無い気もするが

はたして行けるのかどうかなんてわかんない。



予想通りお約束のような絵柄になってきた(笑)

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「ツーリングです」


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ツーリングだから。


探してるのは森の中にポツンと建つ鳥居。



その鳥居があるのが金刀羅社なんだけど

途中から嫌な予感がしてたけどやっぱり山の山頂にあったよ。

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阿弥陀ヶ峯127m:山頂「頂きました」


数字にすると低いけど

ツーリングで道無き道を登ったと思うと名峰に値します。


この金刀羅社と阿弥陀堂が建つ山頂は

かつて秋月氏の山城があった阿弥陀ヶ峯城址らしい。

(お堂の端に心霊写真)




しかしわたしが見たかったのは森の中の鳥居。


「どこ?」




すると阿弥陀堂の前にどうみても

人が上がってくる正規の道があるんだよね(笑)



獣道じゃないよね? ↓

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一度バイクに戻って反対側へと言う案も出たけど

バイクを停めた場所から山の反対側へ降りちゃうけど

下ってみる事にします。



しかし正規の道とはいえ

こっちの方が勾配がきつくて積もった落ち葉でめっちゃ滑る。


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山頂の金刀羅社と阿弥陀堂に行くなら

バイパスから道なき道を行った方が絶対楽です。

(誰も行かないだろうけど)



そろそろ全部下っちゃうんじゃないか?ってところで

鳥居発見!

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天気が悪い日やちょっと薄暗い時間に来ると

もっと雰囲気が出そうな鳥居でしょ?



本来ならこの鳥居をくぐって神域へ入って行くのだろうけど

まさかの反対側からの参拝だよ。


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補足を言えばこの鳥居から

もう下の民家が見えると言う・・・



でも意地でも探した鳥居で集合写真は

格別な思い出の一枚になりそうです。

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集合写真を撮って下ってると

地元の掃除のボランティアの方がいて

こんな森からガヤガヤをうるさい人たちが下って来て

びっくりしてたよ。


山から出たら

同じ道で戻る体力があるはずもなく

遠回りだけど車道をテクテク歩いて戻ります。

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でもこれがポカポカして

春のハイキングみたいで思いのほかめっちゃ楽しい。

(まぁ、退屈しないバカな会話ばかりしてるからな)



久しぶりに自分のバイクを見た気分を味わいながら

浮羽方面へ走りました。

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筑後川を渡って耳納連山が近くなったところから

農道を走って到着。


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「徳満神社」

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明るい平野部にある可愛い神社ですが

この境内にはカッパがいらっしゃるとです。


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お尻!




もうめっちゃ可愛いんですけど~。

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触りたくなる欲望をぐっと堪え・・・


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れない(笑)



なんて手のひらのアールにマッチする

お尻なんでしょう。


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何を表現してる姿なのか不明だけど

このお尻カッパの奥にも河童がいます。

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やっぱり河童は相撲好き。


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しかしこのポーズって

人も出来るのだろうか?


そんな素朴な疑問からもちっこさんにやってもらおうとしたけど

鉄骨が入ってんのか?ってくらい身体が硬いので

とのじんにやってもらいます。

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人の骨格じゃ無理そう(笑)


子供だったらギリギリ行ける?



いっぱい笑ったらそろそろランチ場所を探しましょう。

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風があるので平野部より山を背にした方が

湯沸かししやすいだろうと思って以前一人で行ったけど

寂しいところだったのでまたみんなと来ようと思ってた

鰐口公園へ上がってみます。




しかしわたしの記憶なんて4KBくらいのメモリーしかないため

途中が酷道だったのを忘れてました。



前も茜ちゃんで登ったので

酷なんて考えてなかったけど今日はとのじんがZ1000だった(笑)


酷な場所でのUターンはかえって危ないので

すこし開けた場所まで登ってUターン。



その開けた場所が絶景なんだよ。

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ヒャッポーーー!


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道がこの開けた場所しかまともじゃないけど

見晴らしは最高。



ではとのじんがコケないことを祈りつつ

万全の布陣を組んで下ります。

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インカムで後ろのもちっこさんと通話しつつ

後続を見てもらいますが途中からとのじんが来ない。


もしかして?

と思いもちっこさんに林道の途中で待機してもらい

引き返して様子を見に行くと

荒れたヘアピンカーブを3人で押してた(笑)



押し歩きのヘタな私はそっちの方が怖いけどな。


きついカーブが終わったところで

大丈夫そうだともちっこさんに伝えて行って

振り返って降りて来たとのじんのZ1000を見るとせっちゃんが

乗ってるじゃないか(笑)


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バイクを交換すると言う奥の手を使いやがったか(笑)

(それではせっちゃんの方がスキルが上って事になるけどそれで良いのか?)



そのままランチ場所まで交換すればいいのに

やっぱり元のバイクに代わるって事で民家が見え始めたところで待ちます。

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個人的にはたまたま停まったところの

横の空き地でラーメン食べてもいいけどな。


下の県道へ出て

しばらく走ってると平原公園の看板が出たので

その公園に向かったけど・・・

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まだ桜も咲いて無いしめっちゃマイナーなところなのに

しっかり看板が設置されてるよ。



密集して宴会するわけじゃないけど

ここは諦めてさらに山に上がったところで湯沸かしします。

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今日のランチはココとするっ!


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椅子も丸太も適当に散らばってて

最適な場所でした。


今日もメインはアルファ米のドライカレーで

15分待つところをぐっと我慢して13分くらいで食べたら

やっぱり微妙にごっちんじゃった。

(説明を守りましょう)


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みんなと楽しく笑いながらランチ後は

美味しい珈琲タイム。



ではお片付けをして

午後のツーリングスタート。



走り出してすぐですが

「逆上がりの水」の前を通ったので寄ります。

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錯覚で溝の水が上に流れてるように見える

スポットなんだけどわたしのように心が綺麗じゃないと

そうは見えないらしい(笑)



浮羽の山裾をしばらく走って

今日寄ろうと思ってた最後の場所に到着。

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「清水禅寺」


わたしの好きな山門があるお寺。

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御本堂も立派で

もちっこさんの御朱印も頂けました。



山門の所からすでにいっぱい見えていたけど

このお寺って苔がすごい。

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お寺の奥へ行くと石仏がいっぱい並んでいます。


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ちょんまげスタイルなど面白い苔が付いた石仏もあるけど

わたしが会いたかったリーゼントスタイルの石仏。


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これ。


しかし誰かが苔を剥いだのか

鬼剃りになってんですけど~!



バチが当たってハゲちまえ!と思いつつ

地面を見ると不自然に根が張ってない苔を発見。




乗せてみると・・・


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増毛成功。


わたしの20代前半は

天パーだったこともあってピターっとした

オールバックにはならずに同じような髪型でした。

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髪型はあれですが

とにかくフカフカの苔に癒されるお寺でした。


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ここの先はもう帰るくらいしか

考えてなかったため来る途中に和菓子屋で

桜餅を買って来たのでここで珈琲を飲みながら食べましょう。



水も湧水があるので買わなくてもいいし。

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と、わたしはこの湧水を沸かせばなんの問題もないのだけど

みんな怖いと言って買ってきた水を使ってるよ。



帰りにカフェに寄れば良いかもしれないけど

しばらく世の中が平穏になるまでこのスタイルになりそう。

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みんながみんな湯を沸かす必要もないので

お湯を分けてもらって桜餅タイム。


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スイーツタイムと言えばパフェやケーキなんだけど

和菓子の中で桜餅は別格に大好物なのよ。


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外で食べる桜餅と美味しい珈琲で至福の時間。


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今日は前半の登山から遠足のようなツーリングに

なっちゃった。



スイーツタイムの後は天気が崩れるといけないので

帰る方向へ走りますがその途中に原鶴の菜の花畑の前を

通るので停まってみました。


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さすがに人も多かったけど

広いので問題なし。


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お腹いっぱいビタミンカラーを吸収しますが

匂いは良い匂いとは言えないね。


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日差しもあって春らしい風景を堪能しますが

後で嵐みたいになるなんてこの時は想像できない。


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一面のお花畑で女子力を磨いたら

帰りま~す。


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快適な裏道で杷木まで行って小石原を越え

誰も居ない添田駅の駐車所で解散です。


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道の駅などを避けつつトイレがある場所に停まってみたけど

このトイレは昭和のまま時間が止まってたました(笑)


ここで別れる前のグダグダと会話を楽しむところですが

前方の雲行きがめっちゃ怪しい。



大任のまで帰ってると真正面に見える香春岳だけが

真っ白に煙ってる。


間違いなく降ってる。



風も外したグローブを股で挟んでないと

飛んじゃうほど強い。

(ダウンバースっぽい感じがする風)


まだギリギリ大丈夫な気もするけど

濡れるとジャケットを洗ったりと面倒なので合羽を着ます。


(上下を積んでるのはわたしだけ)



合羽を着ると雨が止むというジンクスを信じて走りますが

そのジンクス通り真っ黒な雲は横に抜けて

パラっと来ただけでセーフ。



給油をして茜ちゃんを綺麗に噴き上げてガレージに入れ

部屋で着替えてると雨戸を叩くような大雨になりました。



すこし先まで走るもちっこさんたちも

ギリギリセーフだったらしい。

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今日はご近所さんたちを交えて初めてのラーツーでしたが

大人の遠足みたいで楽しい1日でした。



暑くなるとできないラーツーですが

次回はどこで食べようかな?




◆◇◆ Minorist Hibiki ◆◇◆