響の週末。



世間様と同じ休日になった週末に

せっちゃんのツーリング企画があったけど

朝駆けじゃなくて山でもないらしく暑さに耐える

自信が無いためソロで朝駆けしま~す。


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例年のことながら梅雨明けを待ってたものの

明けると暑すぎて早朝しかツーリングが出来ない。



遊びなら早起きを苦とも思わないため家を4時に出発。

(冬は除く)

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ハイビームで野生動物に気を付けながら峠を越えて

日田市に入ると綺麗な朝焼けが見れました。



朝駆け効果で涼しいというか

肌寒いくらいだったのでインナー着て出て正解。

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見てる間にどんどん色が変わります。


日田から昨日も湧蓋山登山で通ったファームロードへ。


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道から見えるちょっと幻想的な朝日を拝んで

五馬高原の手前で災害で通行止になってるのを

昨日のトレッキングで通って知ってるので

途中からk12で杖立温泉方面へ曲がります。


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ちょっと盆地になってるためか

霧が出てる。


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途中にある老松神社。


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背景が霧で煙っていい雰囲気。


あまり霧が濃いとヘルメットのシールドが濡れて

うっとおしいけどそれほど濃くなることなくR212へ出れました。

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杖立温泉の周辺も大雨の爪痕が見れたけど

道路は両車線とも綺麗になってスイスイ~っと阿蘇の

大観峰まで来れた。


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べつに雲海を目指してたわけじゃないけど

うっすらと雲海っぽいのが出てるよ。


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(スマホ写真)


東の波野方面から雲がカルデラに

流れ込んでるようだけどモコモコの雲海になるには

ちょっと足らない感じ。


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でもこんな自然は風景が見れるのも

早起き効果だね。


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外輪山の端っこに茜ちゃんを停めて

眺めるけど薄い絹のベールをふんわりかぶせたような

景色が素敵。


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立野方面を見ると

川の流れのような雲海が出てます。


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この雄大な風景を見てると

大観峰の駐車場にどんどんバイクが入って来るので熊本のライダーさんが

朝駆けでやって来てるみたい。


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真っ暗な時間に家を出なくても

早朝にここに来れる地元ライダーが羨ましいよ。


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寄るつもりのなかった大観峰からの眺めを堪能したら

ミルクロードに戻ります。


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まだ朝食を食べてないので

食べる場所へ移動。



で、向かう道はこの蛇の道。

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大きい方のバイクじゃ絶対入りたくない道だけど

ちびっ子バイクなのでなんの気負いもなく突入。


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連続するヘアピンカーブのRの小ささはなんの問題もないけど

ところどころ常に山水が流れてる箇所があって

苔が繁殖して滑るので注意です。


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山登りで言う直登コースといってもいいくらい

勾配が凄いので途中でバイクを停めれないよ(笑)

(ギアを入れても動いちゃうくらい)

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外輪山にできた谷間を

一気に下るようなルートになっています。


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その谷間の道をしばらく下ると

崖の下にゆったりしたスペースがありました。


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今日の朝食はココとするっ!



まだ真っ暗の時間に寄ったコンビニで買ったパンとサンドウィッチを

食べながら珈琲の準備。


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昨日の登山で買っておいた2Lの水の余りがあったので

水筒に入れて持参しました。

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雲海が出てるくらい無風なため

もう?ってくらいすぐに沸くよ。



ゆっくり「美味しくな~れ~」と呪文を唱えながら

ドリップ珈琲を入れてしばし至福の時間。

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キャンプとかは道具の出し入れで心が折れるのでやらないけど

こんな簡単にできるアウトドア的な雰囲気は大好き。



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先月ならカッコウの声とか聞こえて来そうな場所だけど

今はハルゼミみたいなセミが一生懸命に鳴いてる。



太陽がどんどん上がるとアブラセミとかに入れ替わるのかな?



その聞くと暑苦しくなるセミの声が聞こえだす前に

外輪山を下ります。

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途中でチャリダーさんが上がってきて

お互い誰も通るはずがないと思ってるのでびっくり(笑)



この坂で上まで上がるの?



お互い会釈してすれ違って

蛇の道を下りきると小さな公園があるのだけど

下からは「通行止」の看板が出てました。

(チャリダーさんは押してるので問題なし)←乗って上がれる勾配じゃないし


で、小さな公園から直進するとすぐに県道に出れるのに

通行止になっとる。



戻る方向は通行止だし

どうしろと?(笑)



すると横に迂回路とは書かれてないけど

道があるじゃないか。




しかしその林道はダートと言うより泥道なんですけど~!


行けない事はないけど汚すと帰ってからの洗車が

面倒なのよ。



でもどうしてもどろんこを避けれない箇所があって

そこを抜けるともうどうでもよくなりました。

(洗車決定って事な)



どろんこの林道はずっと続きそうで疲れるため

途中から下れる道を発見したのでそっちに曲がると・・・


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うそ~ん!


木を持ち上げてみたけど

1人じゃ無理だ。



引き返してどろんこの林道を全部行く?と思いつつ

何気なく細い枝を持つといとも簡単に折れるじゃないか。




ポキっ!

ポキポキっ!



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潜れました(笑)



この倒木を越えて200mほど下ると無事に県道。


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ちょっとの間

阿蘇のカルデラの中を走ります。


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国造神社のある道まで走ったら

再びミルクロードに上がって瀬の本高原。


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緑が綺麗!



ここからR442をすこし走って

k669に入ります。


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途中の沢水キャンプ場と交差点を左折後右方向に上がる道を

どんどん登ると目的地に到着。


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「久住高原展望台」



ウヒャーーー!って叫ぶほどでもないけど

始めて来たよ。

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展望台と言ってもなにも建ってないし

駐車場と呼べるような広いスペースもありません。



さらに言うならば

展望台まで上がらずすこし下からの方が眺めが良いという(笑)

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ここからが一番綺麗だよ。


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さっきまで雲海みたりどろんこの道と格闘してた

阿蘇があんなに遠くに見えます。


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下の方には今から走る道も見えます。



走る予定だったk669は先から災害のため

通行止になってるらしいので

久し振りにR442に繋がる草原に道を走りました。

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秋になったら登る予定にしてる山々を背景に

走る絶景ロード。


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陽も高く上がったけど高原なので

涼しくてとっても気持ちがいい。


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ルートは国道まで出らずに

途中から奥豊後グリーンロードへ。


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途中で清滝にでも寄ろうと思ったけど

そこも災害で入れないため早々に芹川ダムが見える展望所まで

走って来ました。


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誰もおらん。



展望所からはダムがちょこっと見える以外は

山しかね~よ(笑)

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遠くに見えるのは祖母山方面かな?



超快適だった広域農道を最後まで走ったら

庄内町に入るのでそこで一個だけ「隧道が好きだ」のスポットへ向かいます。


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長閑な風景の県道をすこし走ったところで

スマホのナビを起動させて細い道を進むと到着。


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名前は知らん。



地名が野畑ってなってるので

野畑隧道で良いのかな?


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隧道はもすこし頑張って掘ったら

切通しになったんじゃない?って思う隧道だよ。



入口はどちらもなんの変哲もないけど

中はボコボコしてかっこいい。

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大きさは茜ちゃんと比較すると広く見えるけど

大型車は絶対無理そうな大きさしかありません。


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入口と出口の数メートルだけ

綺麗に成形されてるけど中は昔のまんまの雰囲気がいい。


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丘陵地の頂上にあるためか

風がよく吹き抜けて涼しい隧道でした。


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では朝駆けツーリングにしては

通行止の迂回など時間がかかってしまったので

早々に帰路へつきたいと思います。



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ロックンロードも災害で途中までしか行けず

結局通りたくなかった国道210号へ下ります。



いままで居た場所からそれほど標高は変わんないはずだけど

国道まで下るとめっちゃ暑い。



どうせ国道まで出ちゃったついでに

名物の梨ソフトを食べて帰ることにしました。

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暑いけど外のテラスで食べれるので

ちょうど良い休憩になったかも。


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果物の中で好きな果物ベスト3に入る梨の

果肉がゴロっと入ったジャムがかかってめっちゃ美味しい。


梨ソフトを食べた庄内町からは

由布川渓谷を抜けるk52で城島高原に抜けて

k11を少し走って由布岳。

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何度も来てる定番の場所だけど

由布岳の緑がめっちゃ綺麗だったので寄ってみたよ。


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本当は午前中にここを抜ける予定だったけど

迂回路が多くてちょうどお昼を迎えました。


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夏の日差しはあるものの

山の涼しい風に揺れるオニユリ。




その背景には由布岳の西峰と東峰。

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今までだったら緑が綺麗とか

美しい山と言う感想だけだったけど登山で登るつもりなので

「あのギザギザが登山道だな」と違った目線で見ちゃう。


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由布岳を眺めてるとときよりバイクが下の道を走り抜けるけど

台数は思ったより少ないので正午も過ぎたし

朝駆けで走ってたライダーはみんな帰っちゃったのかな?



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んじゃ、わたしも帰ろう。


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美しい山に「その内登りに行くからね」と

別れを告げてk50で帰路へ。


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しばらく高原地帯が続くけど

下界に降りたくないな~。



ループ越しに見る由布岳。

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いつも見てるはずの風景だけど

やっぱり九州の山々は美しいな。


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こんな風景を見ながらしばらく走りますが

下界に降りる前に福貴野の滝に寄りま~す。


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清滝に行けなかったし

ここで最後の涼しさをため込む作戦です。


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滝と言っても滝が見える展望所の方なので

駐車場からちょっと歩くだけ。


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あれ?


今年の梅雨は長くていっぱい雨が降ったくせに

水量がショボくない?

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まぁ、迫力には欠けるけど

水のある風景は視覚的にも涼しい気がするよ。


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木陰のスペースに停めてた茜ちゃんに戻って

k50を安心院の方へ下った瞬間に空気が熱風に・・・(汗)



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やばい!


この熱風を浴びたくなかったので

早朝から出たのにしっかり浴びてしまった。

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上半身全部とパンツのベンチレーションに

メントール入りのシャツクールといっぱい振りかけて

ここからは少ないけど信号で停まらないで良いように

タイミングを計りながらストップしたら死ぬゲームで帰ります。

(後続車がいる時や街中ではやっちゃダメよ)



予定より2時間ほど長く遊んじゃったけど

一番暑くなる時間帯にはガレージに戻って来れました。



シャワーを浴びてすこし遅いお昼ご飯を食べて

涼しくなる夕方に茜ちゃんを洗車。

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けっこう泥んこだったはずだけど

帰ってるうちに大きな塊の泥は乾燥して落ちたみたい。


でもタイヤの目の中が汚れてると

バイク全部が汚れてるみたいに見えるので洗います。


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めったに洗剤で洗わないので

隅々まで綺麗にしてあげます。



本日のツーリングの距離は408.6km。

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そんなに走ったの?って感想だけど

真っ暗な時間から遊んでるし暑いから走ってる時間の方が長かったしね。



燃費がいまいち悪かったのは洗車してる時に気づきました。



タイヤが回転がやたらと重いの(汗)


チェーンの注油をずっとしてなくて梅雨の間の

湿気で油分が切れてチェーンがガクガクになってたよ。


な~んか加速が鈍いし

最高速が伸びないな~とは思ってたんだよね(笑)



と言うことで整備は大事と言うか

洗車は整備の基本だと改めて感じた朝駆けツーリングのラストでした。



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